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【社会部】風俗業界で働く前に ココロのリスク


精神疾患のリスク
「この仕事?別に大変じゃないよ」
風俗産業ので働くほとんどの女性がそう言います。「本当にあっけらかんと「ちょっとペロペロしてやるだけじゃん」と笑う女性。自分にウソをついているとかムリしている感じもなく、ごく普通の印象です。しかし、しばらくたつと少しずつ挙動がおかしくなっていく女性の実に多いこと。体感的には9割くらいが軽重はあれどメンタルに問題を抱えているように感じます(もともとメンタルに問題のある女性が多いということもあるのですが)
ある精神科医の人と話していたら風俗で働くことや援助交際、売買春は※自傷行為の1だという話をされました。リストカットや自死願望などと違い、本人もそれが自傷行為であると気づきにくいと言うことでした。リストカットなどの自傷行為に比べ、周囲が気づきにくいという点ではさらに深刻かもしれません。
※自傷行為、特にリストカットを周囲に気づいてもらいたい・かまってもらいたいアピールなどと思われている人もいるかもしれませんが、それは明確な誤解です。諸説ありますが、かなり衝動的に行われるもので、うつ病や精神疾患が背景にある人も多いようです。

風俗業界で働く前に プライバシーのリスク
最後になりましたが、プライバシーのリスクがあります。学校や職場の人に仕事をしていることがバレる場合があります。少ない可能性ではありますが、お客さんが家族や親戚、知人であるというストレートなバレ方をするときもあるでしょうし、たまたま夜の街で送迎されている姿を見つかることもあるでしょう。お店のホームページや業界のサイトに載せた「匿名性が高いはずだった」写真や動画を知人に見つけられてしまうこともあるでしょう。お店の人は「目元や口元を隠せば分からない」と懐柔してくるかもしれませんが、家族や親しい友人、職場の人なら目元や口元、ちょっとした服装などから認識されてしまいます。逆にお客さんと何かの拍子に出会ってしまうかもしれません。「あ、初めまして(笑)」などと下卑た笑顔を向けられてしまうかもしれません。
また、世の中はいつどこでテレビや新聞、雑誌に出たり、はたまた著名人になるかは分からないものです。せっかく何かのきっかけで社会に注目されるチャンスがあっても、昔の客や従業員に「昔は風の店で働いていた」とインターネットの掲示板に書かれたり、週刊誌に持ち込まれないか心配で二の足を踏んでしまうかもしれません。
知り合いの女性で、女優や歌手になるのが夢の人がいました。比較的有名な芸能プロダクションのオファーがきましたが、涙ながらに断りました。ごく普通の家庭の可愛らしい女性で、雑誌の表紙や映画の女優にならなれるかもしれないという逸材でしたが、短期間、お店で働いていたことがネックでした。

「私がデビューして、もし女優や歌手になったらどうなると思います?絶対に私の過去が暴かれますよ。自分の家族や友達にそんなことを知られたり、お嫁に行けなくなるくらいなら芸能界の夢をあきらめる方がいい。ああ、どうしてあのとき少しのお金が欲しくて、あんなお店で働いちゃったんだろう」

彼女がもしデビューしたとして、大成したかどうかはわかりませんが、大切な夢をあきらめ、一生、心に不安を抱えながら生きていかなければならないというのは気の毒でした。